誰も教えてくれなかった 呼吸の重要性！
呼吸が浅くなっていませんか？
私たちが普段、無意識に行っている”呼吸”が様々な症状に関わっているという事実があります。
当院に来院される患者様でいうと、重い症状の方の多くは呼吸が浅くなっていて
胸郭という部分がカッチカチで弾力性のない状態になっています。
胸郭に弾力性がなくなると肺が膨らめなくなってしまい、更に呼吸が浅くなるという負のサイクルに陥ります。
こうなると、症状は腰痛や肩こりだけでなく股関節の痛みや膝の痛みなど全身に影響が及ぶ事があります。
呼吸が浅くなるとどうなるのか・・・？
一度に体内に取り込む酸素量が少なくなるので、そうなると、身体は重要な機能を持つ脳や内臓に酸素を優先的に運ぶようになり
筋肉などの組織には酸素が不足してしまい、筋肉は硬くなりやすくなったり、熱産生出来ないので冷え性になります。
そして、疲れも溜まりやすくなり、自律神経が乱れ集中力の低下やイライラしやすいなどの症状にも繋がってきます。
あげく、酸素不足が原因で血の巡りも悪くなり、内臓器も弱り消化器系にも異常が現れ、栄養も効率よく摂取できなくなるので
エネルギーも不足して、ついには精神的にも活力が出なくなります。
自分の呼吸をチェックしてみましょう！
息を吐く長さをチェックして、どのぐらい酸素を吸えているのか確認してみましょう！
まずは思いっきり酸素を吸います。
次にゆっくり吐いていきます。
この時２０秒以上吐くことが出来れば正常です。
２０秒未満で苦しくなってしまうなら呼吸が浅い可能性が高いです。
あなたの呼吸は正常に行えていましたか・・・？
なぜ浅い呼吸になるのか？
原因を考えてみましょう。
ストレス
ストレスが溜まる状態は脳幹部に疲労が溜まっている状態でもあります。
脳幹部は呼吸を調節する部分になるので、疲労が蓄積すると正しく呼吸が出来なくなってしまいます。
ストレスで呼吸が浅くなっている方は、肩を上下に揺らして呼吸（胸式呼吸）しているのが特徴的です。
不良姿勢
猫背の姿勢でいると肺が押しつぶされるので、酸素を多く吸えません。
横隔膜も正常に機能しなくなってしまいます。
呼吸が浅い状態があたりまえになってきてしまうと横隔膜というのは実際は筋肉なので、どんどん硬くなってしまいます。
浅い呼吸の改善策は・・・
上記の呼吸のチェックで浅かった方は、是非やってみましょう！
腹式呼吸
普段、胸式呼吸ばかりになっているので、腹式呼吸を何度も行い身体に覚え込ますようにします。
腹式呼吸を繰り返すことで、自律神経もリラックスモードの副交感神経優位になるので身体のバランスも整ってきます。
副交感神経優位になると胃腸の働きもよくなるので便秘にも効果的です。
腹式呼吸のポイント
吐くときに限界まで吐ききる！
息を吸って吐くときに限界まで吐ききると腹圧が高まってお腹に力が入るはずです。
次に、お腹の力を緩めてみると、自然と吸い込もうとしてお腹が思いっきり膨らむみます。
この時のお腹が膨らむ感覚が腹式呼吸で吸い込む時の感覚です。
腹式呼吸を続けてやっていくことで
自律神経のバランスが整ってくるので、内臓の働きが良くなるだけでなく
疲れにくくもなり、メンタル面にも良い影響を及ぼすのでメリット多数です。
1日の回数はいくらやっても構いません。
特に、集中したい時やお昼休み、食後、就寝前にやるといいでしょう。
※もっと呼吸についての理解を深めたい方はコチラ↓
当院では患者様に腹式呼吸を指導しています
この様に呼吸はとても重要な要素なので
当院は腰痛専門の整体院ですが呼吸の指導もさせていただいております。
慢性腰痛や肩こりには特に必要なセルフメンテナンスです。
やっぱり心も身体も健康が一番ですね！！
どこに行っても改善しない痛みでお悩みの方は、当院にお任せください！
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