手根管症候群の改善例

手根管症候群

手根管症候群とは

指先の感覚や手の運動に関わる正中神経が

手首にある【手根管と呼ばれるトンネル状】を通過する際に圧迫されることで

シビレや痛みが発症する病気です。

 

整形外科での手根管症候群の治療

一般的な整形外科での治療は

消炎鎮痛剤(痛み止め)、ビタミンB12などの飲み薬、湿布、運動制限、局所の固定、手根管内注射などの保存療法。

難治性のものや、母指球の萎縮が激しいものは手術になります。

整形外科で改善しなかった症例

60代女性

1年前に左手の手根管症候群の診断を受けて、投薬、湿布、注射をしているが一向に改善されなかった。

家事以外で手を酷使するようなことは特別ない。

当院での診断及び施術

異常反応が見られた部位

月状骨と舟状骨

3指中手骨と月状骨に微細骨折

左側の肩関節、肘関節、手関節

正中神経のメジャーは月状骨の微細骨折だったため

そこを操作すると、運動機能、神経異常の改善が診られたので、腰椎5番から全体をの調整を行い終了。

その後、計3回の施術で症状消失。

考察

整形外科で改善されない場合は、手根管が問題ではないと考える方が自然だと言えます。

今回の症例はほんの一例ですが、同じ手根管症候群の診断をされた方でも

原因は人によって様々です。原因といっても一つではなく、症状の背景にはいくつかの異常が隠れていることも多いです。

それらの異常は、レントゲンなどの画像診断で見つけるのは困難なケースもあるということを覚えておいてください。

手根管症候群でお悩みの方は当院にご相談下さい。

 

 

 

 

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柔道整復師の国家資格取得後、整形外科、接骨院 勤務 を経てエフカイ整体院を開業。国内のみならず、国外にも技術研磨に足を運ぶ。誰もが本来持っている、生体の回復力に注目し、真の治療を追求し続けている。

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