腰痛に内臓を調整する【肝臓編】
沈黙の臓器
自覚症状が表になかなか出ない、肝臓は沈黙の臓器と言われ、私たちが思っている以上に様々なダメージを受けています。
そのために、肝臓の異常は健康診断で初めて気付くことが多いです。
ここでは、肝臓が筋肉に、どのようにに影響を及ぼすのかを考えてみましょう!
肝臓の働き
代謝
糖、脂肪、たんぱく質をエネルギーに変える
解毒
アルコールや薬、老廃物などの有害物質を分解して無毒化する
胆汁の生成
脂肪の消化吸収を助ける消化液の胆汁を生成する。
肝機能が低下すると…
1.顔、手のひら、足の裏など身体中の肌が黄色くなる
2.自律神経失調になる
3.怒りっぽくなる
4.右肩や首がこる
5.爪に縦の筋がはいる
あなたは大丈夫ですか?
今一度チェックして見てください。
筋肉の収縮が低下し硬直する 「いくら寝ても疲れが取れない」
肝臓は筋紡錘に関係しています。。
筋紡錘:骨格筋の内部にある紡錘形の受容器。神経と連絡しており、筋肉の収縮状態を伝えて、脊髄反射を介しての姿勢・運動の調節に重要な働きをする。
簡単に説明すると、肝臓は筋肉の疲労を調節しているので、肝臓が疲労して、肝機能が低下していると筋肉が硬くなりやすいということです。
最も自覚するのは、「いくら寝ても疲れが取れない」というのが多いです。
年末年始に”ぎっくり腰”になりやすいのも、このためです。
なぜ肝臓が疲労するのか?
アルコール
アルコールは肝臓で分解されるため、お酒を飲みすぎてる方は肝臓がアルコールを分解することに力を注がなくてはいけなくなってしまうので
本来、肝臓が持つ ”筋肉を休める” 働きまで手が回んなくなってしまうのです。
食べ物
油物(フライ・てんぷら・スナック菓子等)、卵、牛乳、乳製品(チーズ・バター・ヨーグルト等)、肉類、小麦粉(パン・パスタ・麺類等)、プロティンといった、高タンパク・高脂肪な食べ物を消化することは、
他の栄養を処理するよりも肝臓にとって手間がかかるので、体にとって必要以上の分が入ってきた場合には、分解・排出の仕事が増え、その分だけ肝臓は疲れます。
「最近、油ものが苦手になった」と感じている方は、まず肝臓が疲労していると思います。
お薬の飲みすぎ
薬も肝臓で分解、処理されています。沢山の薬を飲まれている方、また不純物の多いサプリメントも肝臓に負担をかけていますのでご注意を!
※”肝機能を高めて毒素を溜め込まない身体を作る” ご参照してください。
身体の右側に不調があるなら肝臓が原因かもしれません
身体の右側に肝臓は位置しているため、痛みや重だるいなどの不調は右側に出ることが多いです。
よく右の首に寝違いを起こすかたは、要注意です!
当院では、筋骨格だけでなく、内臓の調整もおこなっています。
まとめ
肝臓が疲労し機能低下することで、痛みなど不調の原因になることがある。
食生活を見直して、規則正しい生活をしましょう!
ただ痛い所をマッサージしても改善しないのは・・
どこに行っても改善しない腰の痛みでお悩みの方は、当院にお任せください!
エフカイ整体院 院長 茆原陽志
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