藤沢の整体|椎間板ヘルニアを改善するための真実
この記事は【椎間板ヘルニア】と病院(整形外科)で診断された方に向けて、『本当の真実を知っていただきたい』という私の考えをお伝えしていきます。
椎間板ヘルニアと診断された日から、絶望感をじている方や、どうにかして椎間板ヘルニアを治したいという方、あるいは手術を勧められて迷っている方にとっては、有益な判断材料になるとおもいます。
原因がない腰痛の85%は正確な診断が困難
早速ですが、椎間板ヘルニアのあなたはこの事実を知っていますか?
「腰痛診療ガイドライン」(日本整形外科学会・日本腰痛学会)によると『原因がない腰痛の85%は診断が困難』と記載されています。
これは今日において、日本の整形外科医は、『腰痛を訴える85%の患者さんは、原因がよくわからない』といっていることになります。
整形外科での診断はレントゲン等の画像診断がメインです。
つまり、『画像上の問題(椎間板ヘルニア等の脊柱の異常)と実際に患者さんが訴える症状の因果関係は定かではない』ということになります。
この事実を踏まえた上で、更に深堀りしていきましょう。
椎間板ヘルニアが極めて一般的という事実
次に医療関係者には有名な専門誌に、こんな衝撃的なある実験結果が発表されました。
平均年齢40歳の健康で何一つ症状がない被験者60人を集めて腰椎の画像を撮って調べてみたものです。結果は、37%に明らかな椎間板ヘルニアが認められ、53~58%に椎間板の膨隆や線維輪の断裂が見られたのです。また、症状が全くない脊椎の変形も29%の方があり、驚くほど多くの被験者に画像上での異常が認められた。
つまり、無症状でも椎間板ヘルニアや、椎間板に何らかの異常が認めらる人が半数以上だという事実の証拠です。
仮にあなたが腰痛で、病院(整形外科)でレントゲンやMRIを撮れば、腰椎か椎間板に何らかの異常がみられる可能性が高く、それを現在の症状に当てはめてしまうケースが非常に多いということになります。
それでも、椎間板ヘルニアの手術を選択しますか?
ここまでの説明で理解されたと思いますが、
画像所見上で椎間板ヘルニアが確認されても、あなたの腰の痛みやシビレが、飛び出してしまったヘルニアが原因じゃないのであれば
手術をしてヘルニアを取り除いても当然のことですが、改善は望めません。
実際に、整形外科で7年勤務していたときに、椎間板ヘルニアの手術を受けられた患者さんをたくさん見てきましたが、一言で言うと”リスクの高いギャンブル”という印象しかありません。
その中でも確かに術後の経過が良好な患者さんもいましたが、しばらくすると再発したケースばかりでした。
次に、なぜ、せっかく椎間板ヘルニアの手術をしたのに再発してしまったのかについて説明していきます。
椎間板ヘルニアの再発
よくスポーツ選手が椎間板ヘルニアで手術で復帰しても、しばらくして再発→引退といった話を耳にします。
『手術で椎間板ヘルニアを切除したのに再発?』と思われる方もいるでしょう。
それは切除した椎間板ヘルニアと近接する椎間板にヘルニアができてしまうことです。
この椎間板ヘルニアの再発する理由は『そもそも椎間板ヘルニアという現象がなぜ起きるのか』を理解する必要があります。
椎間板ヘルニアは脊髄を保護している
椎間板ヘルニアと聞けば、誰もが悪者にしてしまう印象がありますが、真実は真逆です。
椎間板ヘルニアは人体の中枢である”脊髄”を保護するための役割をしています。
椎間板ヘルニアの患者さんを多く診ていると、必ず脊髄に異常があります。脊髄に異常があると腰椎(背骨)を取り巻く靭帯が緩み関節が弛緩して歪んできてしまいます。
この緩んだ腰椎の関節は安定性が欠如しているので、背骨の中を通過している脊髄が非常に危険な状態にさらされてしまいます。
この危険な脊髄を守るべく、腰椎の安定性を高めるために椎間板ヘルニアが突出し、脊髄を保護しているのです。
つまり、椎間板ヘルニアの再発というのは、身体が治ろうとするための生体現象だということです。
【まとめ】椎間板ヘルニアを改善するために必要な3つのこと
ここまでで読んでいただけたら、椎間板ヘルニア自体は悪いわけではないことがわかったと思います。
そこで、椎間板ヘルニアを改善するために必要な3つを説明していきます。
1.椎間板ヘルニアと診断されても気にしない
前述したとおり、誰でもレントゲンを撮れば、約半数は椎間板ヘルニアになっているので、大げさに気にする必要はありません。
『そりゃあヘルニアだろうな』ぐらいの気持ちでいたらいいです。
稀に、『椎間板ヘルニア』という診断名に精神を侵され、いたずらに状態を悪化している方もいますので、そのようなことにならないようお気をつけ下さい。
2.椎間板ヘルニアの手術はお勧めしません
はっきり申し上げますと、椎間板ヘルニアの手術は原因治療ではありません。完全に対症療法です。
また、脊髄を保護しているヘルニアという名の味方を切除する行為ですので、悪化の一途をたどってしまう確率が非常に高くなりますので、全くもってお勧めできません。
3.椎間板ヘルニアは脊髄を正常にするしかない
椎間板ヘルニアが再発する理由の際に説明したとおり、多くの場合、問題は脊髄にあります。
脊髄が正常になれば、その周囲の靭帯や関節も締まり、椎間板ヘルニアも突出する必要がなくなるので、ヘルニアは引っ込んでいきます。
結果で起きている椎間板ヘルニアを改善するためには、原因である脊髄を治療しなければいけないということです。
※当院でおこなっている新脊椎調整法は脳・脊髄を正常に機能させていく施術になるので、椎間板ヘルニアの改善例は多岐にわたります。
諦めかけた椎間板ヘルニアを一緒に解決しませんか?
椎間板ヘルニアでこのようなお悩みがありませんか?
☑椎間板ヘルニアと診断されてるから仕方がないと思っている
☑椎間板ヘルニアだからシビレは取れないと聞いたから諦めている
☑自分の椎間板ヘルニアはどこに行っても改善しなかったから手術しかない
☑手術も薬も嫌だ
☑どうすればこの痛みから解放されるのかわからずにいる
☑椎間板ヘルニアでも諦めたくない
椎間板ヘルニアと診断されても全く諦める必要なんてありません。
改善しないという先入観とは、早々に縁を切って下さい。
どこに行っても改善しない腰痛でお悩みの方は、当院にお任せください!
最新記事 by エフカイ整体院 院長 茆原陽志 (全て見る)
- 手根管症候群の改善例 - 2023年6月2日
- 波動調整法って知ってますか? - 2023年5月31日
- 胃痛・胸焼け・逆流性食道炎でお悩みですか? - 2022年11月15日
- 湿布薬にご用心! - 2022年3月2日