【変形性膝関節症】なぜあなたの膝の痛みが改善しないのか?

中年期以降の女性に多く発症する膝の痛みですが、こんな症状で困っていませんか?
☑動き始めが痛い
☑階段の上り下りが辛い
☑椅子から立ち上がるのが痛い
☑膝の曲げ伸ばしが辛い
☑踏ん張るのがきつい
こういった症状でお悩みの方は、病院で、毎週あるいは隔週でヒアルロン酸の関節内注射をうけたり、様々なサプリメントを長年、服用している方もいるのではないでしょうか?
それで効果があれば、おそらく、この記事をご覧になってはいないはずです。
膝の痛みで本当に困っていて、「本気でどうにか改善したい」とお考えの方は、今回の記事は是非お読み下さい。
変形性膝関節症
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膝のレントゲンを撮って、関節の変形が確認されると「変形性膝関節症」と診断されます。変形が進むとO脚になる方が多いです。
こういった変形性膝関節症と診断された方を当院で診断していますと、様々なことがわかってきます。
微細骨折
一般的に「軟骨がすり減っている」と言われる通り、関節面の微細な骨折はほとんどの方にみられます。それだけでなく、お皿(膝蓋骨)、大腿骨、脛骨、腓骨にもレントゲンには映らない小さな骨折があることがあります。こういった微細な骨折があれば、筋肉はギブスの役割をするため固く緊張して守る働きをします。もし、あなたの腿の筋肉(大腿四頭筋)が固くなっているのなら、微細骨折があるかもしれません。
半月板
膝関節には内側半月板と外側半月板という2つのクッションの役割をになう半月板があります。変形性膝関節症の程度にもよりますが、半月板も障害を受けていることもあります。
靭帯
膝関節は内側・外側靭帯と前・後十字靭帯といった代表的な靭帯があります。靭帯は原因ではなく、結果として障害を受けていることがほとんどですが、昔やった外傷を引きずっているケースも中にはある場合があります。
腰椎の歪み
膝関節を含む下肢の神経を支配しているのは腰髄以下の神経の枝です。ですから、腰椎が歪んでいたりすると膝関節に影響が及ぼすのはいうまでもありません。どのような影響かといえば、関節が緩んで不安定な状態になります。つまり、膝関節が過可動性になって関節を痛めてしまうのです。これは、初期症状なので、この段階で適切な施術をしていけば、関節の変形まではいきません。
腰椎に問題があれば、腰痛や坐骨神経痛も併発している可能性が高いとお考え下さい。
まとめ
私の臨床経験から言えることは、変形性膝関節症等の膝の痛みは、今回挙げた4つの部位の正確な診断が必要不可欠であると考えます。
大腿四頭筋が固いからマッサージしても、筋力低下があるから筋トレをしても、施術を受けた直後だけ楽になるだけで、何年やってもよくなっていないのではないでしょうか?
膝の痛みでお悩みで本当になんとか改善したいとお考えの方は、是非当院までご連絡下さい。


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