あなたは診断名に惑わされてはいけません!

診断名に惑わされていませんか?

整形外科ではレントゲンを撮って診断名を付けられます

腰の痛みで整形外科に行くとでレントゲンやMRIなどの画像検査を済ませたあとに

お医者様から診断名をいい渡されます。

椎間板ヘルニアとのレントゲン写真

「椎間板から髄核が飛び出して神経を圧迫しているから椎間板ヘルニアです。」

「腰椎の変性が見られ、連なる腰椎が前方に飛び出しているから腰椎すべり症です。」

「脊柱管が狭くなって脊髄の通りが狭くなって圧迫が見られるから脊柱管狭窄症です。」

こんな感じで説明していただいて診断名が付けられると思います。

 

この時、あなたはどんな印象を受けましたか?

 

当院に来院される患者さんの、ほぼ100%がこの診断名を覚えています!

そして、「この時の印象によって治り方が変わってしまう」と言ったら、あなたは信じることが出来ますか?

「心理的な影響によって腰痛の回復を遅らせる」という真実

真実とは?

2001年のKendrick D.et al によってこんな研究が行われました。

腰痛が10週間続いている41名の患者を対象に、X線撮影群と撮影しない対照群に無作為に割り付け、その後の経過を9ヶ月間にわたって追跡調査をおこないました。

その結果、対照群に比べてX線撮影群は、痛みの持続期間、活動障害、健康状態の成績が悪く、受診回数も多くなったのです。

この結果による世界の研究者の見解は、X線撮影による被爆の影響ではなく、写真を見た患者は自分が重病だと思い込み、不安や恐怖心が高まった結果によるもので、心理社会的因子が腰痛の回復を遅らせると結論づけています。

つまり、あなたはレントゲンを見て「ヘルニアだから腰が痛い」
思い込んでいるため、治りが悪くなっているかもしれません!

無痛性椎間板ヘルニア

正常人における腰椎MRIの異常所見の頻度を調査

その結果、98人中52%に少なくとも1椎間以上の椎間板膨隆が見られ、27%に椎間板突出が、1%に椎間板脱出が見られた。

無痛性胸部椎間板ヘルニア
以前の研究で、Wood医師らは無痛性椎間板ヘルニアが極めて一般的な所見であることを明らかにしている。平均年齢40歳の無症状の被験者60人のうち、37%に明らかな椎間板ヘルニア、53%に椎間板膨隆、58%に線維輸断裂を認めた。同様に症状を伴わない脊髄の変形も29%と驚くほど多くの被験者に認められた(Journal of Bone and Joint Surgery,1995;77-A(11):1631-1638を参照)。

つまり・・・

正常人(痛みがない人)でもヘルニアになっている人が大勢いるということです!

ヘルニアは腰痛の原因ではない!

もし、ヘルニアが原因で痛みが出ているのだとしたら、筋肉を緩めただけでは痛みに変化は無いはずです。
しかし、筋肉を緩めて痛みに変化があったなら、その腰痛は筋肉が原因で痛みが出ていると言えるはずです。

もちろん、すべて筋肉が原因だとは言い切ることは出来ませんが

事実として、当院ではヘルニアと診断された患者さんでも筋肉を緩めることで改善しています!

もし、あなたがレントゲンを見た際のインパクトで重症だと思い込みすぎて

「手術しないと治らない」とか「ヘルニアは完全には治らない」と思い込んでいるのだとしたら

せっかくのあなたの貴重な時間やお金を無駄にしているかもしれません。

椎間板ヘルニアと診断されても望みはある

改善することをまだ諦めていない方
どこに行っても改善しなかった方は、当院にお任せください!

 

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柔道整復師の国家資格取得後、整形外科、接骨院 勤務 を経てエフカイ整体院を開業。国内のみならず、国外にも技術研磨に足を運ぶ。誰もが本来持っている、生体の回復力に注目し、真の治療を追求し続けている。

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