慢性腰痛について考えてみる
慢性腰痛の定義
腰の痛みが3ヶ月以上続くものを慢性腰痛と定義されます。
ぎっくり腰になってから慢性化するケースや徐々に悪くなって、いつのまにか痛み始めるケースもあります。
慢性腰痛になると安静にしていても治る可能性は低く、根拠に基づいた治療が必要だといえます。
長引いている症状ほど筋骨格系や内臓などの影響だけでなく、病気や心理的なストレスが深く関与している事もあって
治療だけでなく、生活環境を見直す必要がある場合がほとんどです。
生活環境を見直す
生活環境の、どこを見なおす必要があるのか考えてみましょう。
姿勢
間違った身体の使い方の連続によって、骨盤が歪んでしまったり、それに応じて
背骨も曲がったりしてしまいます。そうして、身体の軸がズレてしまい必ずどこかに負担がかかってきます。
まずは、自分の姿勢がどうなっているのかを理解することが改善への近道だと言えます。
運動習慣
同じ動作を繰り返していたり、デスクワークなどで一日中同じ姿勢でいると
筋膜の性質上、その形状を記憶してしまうので
適度な運動をすることで悪い形状の記憶を書き換えることが出来ます。
また、精神的にもリフレッシュすることにも繋がります。
食事
糖質、脂質、アルコール、添加物などの摂り過ぎや偏った食事を見直すことで
内臓の疲労を軽減させて、本来持っている自己治癒能力を引き上げ、回復を促進します。
合わせて読んでください↓
※骨盤が歪む習慣についてはコチラ↓
セルフメンテナンス
当院では、どこが原因で症状が出ているのかをご説明して、自分で簡単にできる
セルフメンテナンスを指導させてもらっています。
施術に来院するだけでなく、指示したセルフメンテナンスを頑張れる方のほうが
当然、短期間で改善がみられます。
違う結果を得るためには、今までの行動を変える!
上記した生活環境を見なおさずに、”慢性腰痛を治す”という結果を得ることは難しいでしょう。
何かしらの原因があって、その結果3ヶ月以上、腰痛が続いて”慢性腰痛”と定義づけられるのであれば
今までとは行動を変えなくては、”慢性腰痛を治す”という違う結果は得られないと私は考えます!
何にでも言えることですよね。
ダイエットでも今までと同じ様に食事をしていたら、”やせる”という結果は出ません。
偉そうなことを書きましたが、実は、常に自分に言い聞かせていることだったりします (笑)。
慢性腰痛を改善するために・・・
長引く慢性腰痛は症状が複雑化していることもありますが
原因のない症状はありません。
原因を見つけて、そこに対して治療し、ご自身での生活を見直していけば必ず結果はついてきます。
どこに行っても改善しない慢性腰痛でお悩みの方は、当院で、本気で一緒に頑張ってみませんか?
ご連絡をお待ちしております。
エフカイ整体院 院長 茆原陽志
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