長引く肋間神経痛でお悩みのあなたへ
肋間神経痛とは・・・
肋間神経痛というのは肋骨に沿って走る神経が何らかの原因で痛む症状のことで、症状名であって病名ではありません。
肋間神経痛の症状
肋間神経痛の症状は、背中、脇腹、みぞおち辺りに現れます。
痛みは短ければ数秒、長ければ数分ですが、痛みは、かなり強く「突き刺すような痛み」と表現される方が多くいます。
基本的に左右片方だけに出ます。
肋間神経痛の原因
はっきりしない場合も多く、冷え、肩こり、肋骨骨折後、帯状疱疹からの続発、ストレス、などから
脊髄腫瘍、感染症(髄膜炎)、心臓の関連痛(狭心症)などの重篤な疾患が隠れている場合もあります。
肋間神経痛の治療
一般的な病院の治療は鎮痛薬、シップ、固定、ブロック注射をしますが
重篤な場合(腫瘍、感染症、心疾患、等)を除いては、整体で身体を整えると改善できます。
肋間神経痛の方は肋骨に覆われる胸郭部がめちゃくちゃ硬くなっていますので呼吸も浅く息切れしやすいのも特徴的です。
基本的には胸郭を緩めて柔軟性をだしてあげると改善するケースが多いです。
胸郭を緩めるためには、肋間筋、小胸筋、僧帽筋、腹斜筋、前鋸筋、大腰筋、横隔膜などを緩める必要があります。 が
人の体は枠に当てはまらない事も多々あるので、それだけでは改善しないケースも過去にありました。
その時に、治療した部位は、股関節の”ある筋肉”です。
大腿筋膜張筋
大腿筋膜張筋
骨盤の前側部に付いている筋肉です。
こんな骨盤に付いている筋肉なのに、なぜ肋間神経痛に効果があったのかというと・・・
↓
こんな感じで繋がっていたからなんですね。
大腿筋膜張筋は負担がかかりやすい筋肉なので、疲労して硬くなってしまっている方が非常に多くみられます
当院の患者さんにお伝えさせていただいている大腿筋膜張筋のセルフメンテナンスをおこなっていると
確実に良い状態をキープしていくことが出来ます。
肋間神経痛のようなしつこい神経症状には、セルフメンテナンスは必須です。
自律神経の調整
肋間神経痛の治療において欠かすことが出来ないのが自律神経の調整です。自律神経とは人体のバランスをとっている神経機能です。自律神経が正常に働きだすことで、免疫力や恒常性が高まります。
身体部位でいうと視床や視床下部、延髄、下垂体、といった部位を調整していくと私の経験からしていい経過をたどっていきます。
身体が改善するときは、いつだって自分の回復力しかありません。
当院では、ご自身の回復力を引き上げるお手伝いをさせて頂いております。
どこに行っても改善しない肋間神経痛でお悩みの方は、当院にお任せください!
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