坐骨神経痛のシビレに効果のあった以外な原因は?
坐骨神経痛の長引くシビレ・・
坐骨神経痛でお悩みのHさん(男性)は2年前から右ふくらはぎのシビレと腰の痛みを感じ始めていた様ですが
男性にありがちな放置プレイ状態で、数週間前から悪化・・
ついに観念した様子で来院されました。
坐骨神経痛とは・・?
坐骨神経痛とは?
腰から足にかけて伸びている坐骨神経が様々な原因によって圧迫・刺激されることであらわれる痛みやシビレの症状のこと。
具体的には、お尻や太もも、すね、ふくらはぎ、足にかけて、鋭い痛みやシビレ、ふくらはぎの張り、冷感や灼熱感、締めつけ感などの症状があらわれます。
一般的な治療は?
一般的に坐骨神経に沿った筋肉を緩めるという事を考えて組み立てるケースが多いようですが、それだけではシビレが取りきれないケースもあります。
そのため治療を継続してやっていても症状が改善しにくいと実感されている方がほとんどなのではないでしょうか?
当院では
症状のでている患部にとらわれることなく全身を包括的に評価して
症状を出している本当の原因を見つけ出して施術しています。
Hさんの坐骨神経痛の原因は・・?
Hさんの坐骨神経痛は3つの箇所から影響がありました。
1つ目の原因 梨状筋
梨状筋は坐骨神経痛には鉄板の筋肉です。
↑の黄色の線が坐骨神経で、上下の梨状筋が固くなってしまうと坐骨神経を圧迫します。
Hさんは、この梨状筋の調整後は症状が10→5ほどになりました。
2つ目の原因 斜角筋
ロングトラクトサインという言葉をご存知でしょうか?
神経の絞扼があると離れた所に症状を出すことを言います。
斜角筋は腕のシビレだけでなく足のシビレにも症状を出すことが多い筋肉です。
斜角筋は頚椎という首の骨に付いている筋肉ですが、下記のロベットブラザーパターンでも分かる通り
頚椎を調整することが、腰椎を調整することになります。
ですから、斜角筋を緩めることで足のシビレや腰椎の動きも改善することになります。
斜角筋をの調整後は残り5→2ほどになりました。
当院では筋膜治療を行っているので、腰が痛いという患者さんにも痛みのでているところではない離れた首を調整することで腰痛を改善することが出来ます。
3つ目の原因 僧帽筋
僧帽筋は”肩こり”の自覚症状が出る筋肉です。
Hさんは10年来の”肩こり”の持ち主でした。
大きな筋肉ですが、あるポイントを調整すると、症状は、ほとんど感じない状態になりました。
症状のない良い状態をキープするために・・
私達の身体は、常に今ある状態をキープしようとする働きがあります。
例えば、痛みのある状態が長く続いていたら、症状の出ている状態でもそれが正常だと身体が認識しています。
だから、施術を行ってこの間違った認識を書き換える必要があります。
それだけでなく、日頃の生活習慣や姿勢を見直すことも必要です。
それを踏まえた上で、メンテナンスをすることで継続して症状のない状態をキープしていけるのです。
※3ヶ月以上の坐骨神経痛があるかたはコチラ↓
まとめ
どこに行っても改善しない坐骨神経痛でお悩みの方は、是非ご相談してください。
エフカイ整体院 院長 茆原陽志
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