【坐骨神経痛】正しい治療と間違った治療の判断基準はコレです! ~後編~
様々な治療院があり、多種多様な治療法が存在しています。そんな中で、みなさんの不調を根本から解消するために必要な、正しい治療と間違った治療を判断する基準について説明している後編になります。これを読んで頂くことで、みなさんが健康についての理解が深まり、今現在治療中の方は自分が受けている治療が正しいのか正しくないのかが簡単にわかるようになるはずです。
前編では正しい治療を受け回復力が高まると、どの様になるのかを説明しましたので、後編では、間違った治療後の変化について説明していきます。
もし前回の記事をまだご覧になっていないのであれば、“【坐骨神経痛】正しい治療と間違った治療の判断基準はコレ! ~前編~”を先にご覧ください。
もし間違った治療を受けると・・・
目がとろんとする
脳の血行が悪くなり瞼が重く飲酒時のように頭がぼーっとして気だるい感じになる。この感じを”効いた”と勘違いしてしまうことが多い。
呼吸が浅くなる
深い呼吸をしようとしても、肺や横隔膜の動きが低下しているので、腹式呼吸が困難になり胸式での浅い呼吸になり首肩周りが重く感じる。
猫背気味になる
脊髄が異常をおこすので背骨が弛緩し、背筋を張るのが困難になり疲れやすくなる。
足腰がフラフラする
強いマッサージなどで筋組織を壊されめちゃめちゃにされると、筋力が低下して足が重くなる。
冷えを感じる
血液の循環が悪くなって冷えを感じる。
対症療法では症状がぶり返す
間違った治療は症状を消すことにフォーカスしているので、あくまでも対症療法だといえます。仮に治療後、痛みは感じなくなっていたとしても、それは感覚が鈍くなっているだけなので、治っているのではなく、逆に回復しにくい体になっていってるのです。すぐに症状がぶり返し戻ってしまうのもコレがその理由です。
”気だるい心地よさ”に注意
間違った治療を受けた時に感じる気だるさや気分の眠気を、リラックスした状態だと勘違いしてしまっている方が多く見受けられますが、これは、脳と神経の異常な働きによるもです。一時的に痛みが消失し、疲労が回復したような気はしますが、体の警報システムが撹乱されて、痛みや症状を感じにくくなっているだけなのです。
体の不思議
ここまでで、”正しい治療”と”間違った治療”の違いは理解していただけたと思いますが、面白いことに間違った治療を受けても治ることがあるということも補足しておきます。元々、回復力が強い人に限ったことではありますが、人体に有害な刺激であっても、回復力を高める刺激に変換することができる人もいるのです。この様な人は、治療などせずに、何もしないほうが1番いいと思います。
根本から改善するためには
単刀直入に申し上げると、”脳と脊髄を正常にする”ということに尽きます。正しい治療を受けたときには、上記のような体の状態にはならず、関節が締まり足腰が安定してしっかりしてきます。また、背筋が気持ちよく伸ばせるようになり、呼吸が静かに深くなります。ですので、脳と脊髄を正常にする治療を受けるようにしてください。
まとめ
様々な治療院が有り、多種多様な治療法が存在していますが、不調を根本から改善するために必要なことは、共通して回復力を高めることであり、それが何よりも重要だということです。それと同時に回復力を邪魔してしまっている治療が溢れているという現実があるということをみなさんは知っておいて下さい。
どこに行っても改善しない症状でお悩みの方は、当院にご相談下さい。
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